株式会社ALiNKインターネットは、2019年12月10日、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場いたしました。
ここに謹んでご報告させていただくとともに、これもひとえに皆様方の暖かいご支援の賜物と心より御礼申し上げます。
『未来の予定を晴れにする』
この経営理念のもと、人々が情報を受け取った、その先の課題を解決することで、「ちょっと先の暮らし」に小さな幸せを届け続ける。
これが私たちの実現したい未来です。
当社は気象ビジネスを、B2Bの顧客向けデータ配信(天気1.0)、B2Cのユーザー向けコンテンツ提供(天気2.0)というフェーズで捉え、近年の著しい気象状況の変化の中で、tenki.jpは天気2.0フェーズで順調に成長を継続して参りました。
今後は、共感・共助ができる場を提供する「天気3.0」という新しいカタチが社会にとって必要不可欠であると考えています。
たとえば、「雨の日」と「晴れの日」を比較して、お客様の閲覧行動の変化を解析したり、季節や体感温度に連動したWEB広告をお届けして態度変容をサポートするといった取り組みを通じて、天気3.0領域のパイオニアを目指していく所存です。
社会へ目を向けますと、今、世の中は新しい社会構造へシフトしようとしています。政府は「Society5.0」という未来社会のコンセプトのもと、IoTやAI、ビッグデータ等を活用して、全ての人とモノがつながり、たくさんの知識や情報が共有される新しい社会を提唱しています。
当社が目指している世界観は、このSociety5.0にも大きく貢献できると考えています。
このような社会の変革期において、株式公開ができたことに、一層の責任を自覚しながら、役員はじめ従業員一丸となって一層精励して参る所存でございます。
皆さまにおかれましては、今後とも、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
池田洋人